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診療内容について

COPO(気管支炎)
気管支炎

 呼吸抵抗測定器IOSや呼気一酸化窒素(NO)測定器などを用いて、丁寧なケアと診断を行います。

気管支喘息/長引く咳

長引く咳の原因として最も考えておかなくてはならない病気は、なんと言っても「気管支喘息」と、最近増えている「咳喘息」が、あげられます。どちらも「喘息」という名がついているように、基本的病態は、ほぼ同じです。

その他に上気道咳症候群や蓄膿症をはじめとする鼻の炎症に伴う病気が考えられ、また、逆流性食道炎によって咳の症状が出る場合も少なくありません。食道と胃の境目にある下部食道括約筋の締まりが悪くなると、逆流した胃酸が喉や気管支、食道の神経を刺激することで慢性的な空咳が続きます。これらの病気が長引く咳の3大原因といわれています。もちろん、肺炎や肺がん、結核などの重大な病気の可能性もあるので要注意です。

喘息は症状が現れるたびに悪化する病気ですので、症状が出ないよう管理することが治療の基本方針。世界標準の治療を適切に施していくことが重要です。喘息の症状は気道の炎症で起こるため、吸入タイプのステロイド薬が有用です。さらに、気管支を広げる薬をはじめ、補助薬を使用。症状の度合いや合併症の有無など、それぞれの患者さんの状況を見極めながら薬の量や組み合わせを判断します。そういった通常治療でコントロールが不十分な場合は、よりピンポイントの気道炎症をターゲットとした生物学的製剤の適応となります。症状がなくなったから治療も終わりではなく、実はそこからが本当の意味でのスタートであることも忘れないでください。

アレルギー性鼻炎

​アレルギー性鼻炎

花粉やハウスダストなどが原因となって鼻の中の粘膜で起こるアレルギーです。これらの原因を吸い込むことで、鼻の粘膜にある肥満細胞から「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」などの物質が出てきて、神経や血管が刺激されてアレルギー症状が起こります。

 

季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)

季節性アレルギー性鼻炎のアレルゲンは主に植物の花粉です。花粉が飛散する時期・季節に症状が現れます。スギやヒノキが飛ぶ春に症状が出るのはよく知られていますが、夏から秋にかけて飛ぶイネ科植物やキク科植物の花粉でも症状が起こります。

 

通年性アレルギー性鼻炎

通年性アレルギー性鼻炎のアレルゲンは主にハウスダストです。ハウスダストは室内にたまるホコリのことで、ダニやその死骸・フン、カビ、フケなど様々なものが含まれ、身の回りに1年中存在しています。

アレルギー

アレルギー性鼻炎の治療は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を和らげる薬物療法からはじまります。

​スギ花粉症・ダニアレルギーには「舌下免疫療法」が有効です。

COPD

COPD

COPDの症状は、息切れ・咳・痰が主な症状です。 息切れは、季節変動や日内変動がそれほど著しくなく、体動時に強くなり、休むと改善します。 咳痰は、COPDに感染症を伴ったり、急性増悪の時に多く認められます。

COPDになった場合、肺は正常に戻ることはありませんが、進行を抑える事が可能です。 喫煙者は、進行を抑えるために禁煙が必要です。長期管理として、吸入用気管支拡張薬がベースですが、必要に応じて、吸入ステロイドも併用します。

肺気腫
禁煙相談

禁煙相談

COPDの原因のほとんどは習慣的喫煙です。

40歳を過ぎてもタバコを吸っている方では、坂道や階段での息切れ、慢性的な咳、痰などの症状が現れ、次第に進行していきます。禁煙治療を中心に一緒に取り組みます。

禁煙相談
睡眠時無呼吸症候群
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睡眠時無呼吸症候群

​正常

いびき

無呼吸

いびき…気道が狭まって空気によって喉が振動し音がでる。

正常…鼻から入った空気が喉を通って正常に肺へ送られる。

無呼吸…気道が完全に塞がってしまい、一定時間以上呼吸が止まる。

スクリーニング検査として、“ご家庭”で「簡易睡眠時呼吸モニター」にて睡眠時の呼吸状態・酸素状態などをチェックしていただきます。この検査で、明らかに重度の睡眠時無呼吸症候群で治療が必要と判定される場合は、治療に入ります。

症状に応じて適切な治療を行います。
軽症から中等症の方は、「マウスピース」です。睡眠中に装着することで、気道を確保します。 中等症から重症の方は、「CPAP療法」の治療法が行われます。

​当院での検査内容

呼吸機能検査(スパイロメトリー)

呼吸機能検査(強制オシレーション法)

呼気NO検査(喘息検査)

アレルギー検査

呼気CO検査(ニコチン依存検査)

ニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS)

終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)

CT検査

心電図検査

MRI検査

喀痰(かくたん)検査

レントゲン検査

細菌検査

呼吸器の病気やアレルギーでお困りの方に対して、的確な診断と早期の適切な治療ができるように、今困っていることを理解したうえで、それぞれの方々を取り巻く環境を深く知り、一緒に考えて解決策を見出すといった「エモーショナル・サポート」が出来る医療を目指しています。

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